「腹筋線」
出来るだけ負荷は掛けるように
どんな時も厳しくあれるように
腹が痛みを感じた時には
自分の腹のように思えるように
上げ下げを別の上げ下げで
満たす喜びにも出会うけれど
腹筋線が光る腹に あなたの希望が満ち溢れて
呼気に飛ばされるカットに誰かが綺麗と呟いてる
優しい声で歌いながら いつしかジムに流れ着いて絞って あなたはそれを見るでしょう
お腹の繊維は見えないのだから
恥ずかしがらずスタッフに尋ねるといい
繊維は誰にも見えないのだから
見えるものよりも大事にするといい
重量が重くなる事で
出来なくなる人も出るけれど
突き通るほど強いヨレに あなたの腹が6つに割れて
歓声と拍手の中に わたしの悲鳴が隠れている
鍛える理由を探しながら いくつも答えを抱えながら
悩んで あなたは自分を知るでしょう
誰の心に残る事も 目に焼き付く事もない腹筋も
カウントと足上げの奥で 私はここだと叫んでいる
腹筋線が光る腹に あなたの希望が満ち溢れて
呼気に飛ばされるカットに 誰かが綺麗と呟いてる
嬉しい声で歌いながら いつしかジムに流れ着いて
光って あなたはそれを見るでしょう
あなたはそれを見るでしょう
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